日台友好「絆の桜」植樹活動 (2012年〜15年)
日台友好事業は2011年の日台黒潮泳断チャレンジに続く活動として、台湾各地に「絆の桜」を植樹する活動です。
[絆の桜の記念碑] |
2012年には台南にある八田ダムと呼ばれる石川県出身の技師が作ったダムのまわりに友好の桜を植樹しました。
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台南は今でこそ台湾最大の穀倉地帯となっていますが、以前は草木が生えない痩せた土地で、現地の方がとても苦しむ環境でした。 そこに日本統治時代にダムを築きあげたのが八田氏です。
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[八田氏の像] |
[森喜朗元総理] |
今回はそのダムのまわりに友好の桜を植樹すると共に、同じ石川県出身で、元首相である森喜朗元総理をお連れし、イベントを盛り上げました。
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正式に国交の無い台湾に対し、現役首相が訪問することはできません。そのため、元首相が台湾へ行くということは、最大の外交を行うことと同じ意味になります。これを私たち民間団体が実現出来たことはとても嬉しいことです。
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[森喜朗元総理] |
[森喜朗元総理] |
[会場風景] |
[ステージ] |
[静岡県河津市から送られた苗木] |
多くの政府関係者、業界関係者から高い評価を得ると共に、マスメディアを通じて、日本人の想いを台湾へ届けることが出来ました。 |
[台湾の小学校を訪問] |
[台湾の小学校を訪問] |
今後の活動:
2015年には台湾・霧社(むしゃ)で行われる霧社事件85周年に際し、1万5千株の「絆の桜」を霧社の山々に植えます。このことで、昔の「櫻社」の名を取り戻すことができ、歴史を忘れず、両国の和解を目に見える形で残すことを目指します。
日本の国花である櫻の木を植樹することで、日本の思いやりの心と原住民に対する理解ある姿勢を伝えます。また、その活動に両国の子供たちも参加し、未来に続く平和と日台の絆をアピールします。